北海道の季節
幸運にも北海道旅行が実現した以上は、是非「北海道」らしさを堪能して頂きたいものです。それでは北海道らしさとは、果たして一言で現わせるのでしょうか?もしかすると蟹(かに)料理でしょうか? 勿論、蟹を食べてお腹を満足させるのも必要です。でも出来れば、北海道ならではの「スケールの大きさ」、これに触れる旅を満喫して頂きたいのです。
そこで是非お勧めしたいのが、洞爺湖(とうやこ)を中心として、洞爺湖、昭和新山(しょうわしんざん)、洞爺湖温泉(とうやこおんせん)、有珠岳(うすだけ)、羊蹄山(ようていざん)等、火山地帯の見学です。何故なら、地殻では熱いエネルギーが渦巻いているのに、地表が信じられない位に静まり返り、水墨画の様な景観が現われているからです。
一般的に日本全国には、「~富士」との名称を与えられた美しい山が、幾つも存在しています。この中でも羊蹄山は、「蝦夷富士」と呼ばれる位、均整の取れた円錐形の容姿を誇っています。
この他の昭和新山は、洞爺湖温泉(洞爺湖の南岸)の外れに、昭和の時代に突然ムクムクと隆起して出現した新しい山です。そしてこの山は現在も尚、噴煙を上げて活動を続けているのです。しかも現在では、特別天然記念物に指定され、観光コースが設置されています。それこそ北海道の自然に備わる、逞しさと厳しさと大きさを体感するのには、最適な場所ではないでしょうか?
ところで北海道に旅行するには、どんな季節がお勧めなのでしょうか?これには「緑が映えて涼しい風が吹く、夏がベストシーズン」と言う方もおられますし「紅葉が燃える秋が最高」と言う方もおられます。中には「雪がなくては北海道ではない。冬に行くべき」として、厳しい寒さを挙げる方もおられます。
更には「湖畔にエゾヤマザクラやチューリップが花開く、雪溶けの頃が大好き」と、北海道の遅い春の訪れを今か今かと心待ちにする方もおられるのです。
この様に季節毎に異なった顔を見せるとは言え、「北海道」が持つ魅力は実は一つなのかも知れません。結局、如何なる季節であれ、北海道にはダイナミックな魅力が溢れているのです。そこで可能ならば、年間を通して何度も足を運んで頂きたい、そんな大地が北海道なのです。