富良野
あらゆる旅行の中で北海道旅行は、リピーターが多いとして有名です。特に初めての北海道の場合は、大多数の人が行きたい土地に挙げるナンバーワンが、この「富良野(ふらの)」ではないでしょうか?何と言っても富良野と言えば、ラベンダーの花で大変な知名度を持っています。この広大な丘陵地に広がるラベンダーと麦の畑は、まるでパッチワークと見紛うばかりの美しさで、観光客に歓声を上げさせるのです。
実は、この富良野の花畑の中で最も美しいとされるのが、一般に知られる範囲では「ファーム富田」の花畑でしょう。実はこの「ファーム富田」は、富田忠雄氏が他に先駆けて栽培したラベンダーで、大変な知名度を誇っているのです。特に、地中海沿岸地方が原産のラベンダーを、この富良野で栽培して増やしたのです。地中海のラベンダーが北海道で堪能出来るのですから、このダブルの魅力は是非味味わって下さい。
さて北海道の名物は、流氷やタンチョウ、オオハクチョウ等、冬に集中しています。ところが何故か富良野に限っては、是非「冬以外」の季節に訪ねて下さい。何故なら冬季は雪に覆われますが、それ以外の季節には多彩な花々が、その広大な敷地に咲き乱れているからです。
そこで初夏の場合、観光ツアーやレンタカーではなく、列車でゆっくりと回る富良野は如何でしょうか?ここでは「富良野・美瑛ノロッコ号」で、北海道の初夏を満喫される計画をお勧めします。特に初夏でも6月の場合、富良野線の車窓から見えるラベンダー畑には、紫色が辺り一面に広がりまるでカーペットの様です。
ところが富良野線(ふらのせん)は、意外にも北海道内で最も短くて、全長54.8キロメートルの路線に過ぎません。それでも起点が旭川駅(あさひかわえき)で、JRの前身「旧国鉄」のキャンペーン、「いい日旅立ち」に登場した美瑛(びえい)駅を通過しますから、気分的には結構な長さに感じます。その後、上富良野(かみふらの)、富良野盆地を過ぎ、西中(にしなか)駅に来ると、「ファーム富田」に間もなく到着するのです。この後は、中富良野(なかふらの)から富良野へと続いて行きます。
因みに富良野駅の近所には、「北の国から資料館」が建っています。